Keigoly編集部公開 更新
フレーズ・言い換え「承知しました」「了解しました」は英語で?丁寧さ別の言い換え
「承知しました/了解しました」に当たる英語は、丁寧さの順に言い換えます。カジュアル(同僚)なら "Got it." "Sure." "Will do."、ていねい(上司・取引先)なら "Understood." "Noted." "Certainly."、最上級(顧客・かしこまった場面、つまり「かしこまりました」)なら "Certainly." "Of course." "It would be my pleasure."。さらに、何への返事か(指示・情報・依頼)でも自然な言い方が変わります。
日本語は「了解→承知→かしこまりました」と一語で丁寧さを切り替えられますが、英語は表現そのものを差し替えます。この記事では、丁寧さのレベルと何を承知したのかの2軸で、そのまま使える英語を整理しました。短い返事だからこそ、トーンを外すと冷たく・なれなれしく響くので注意します。
まず「丁寧さの3段階」を押さえる
日本語の3つは、英語ではおおむねこの順で対応します。
| 日本語 | 丁寧さ | 主な英語 | 使う相手 |
|---|---|---|---|
| 了解(です/しました) | カジュアル | "Got it." / "Sure." / "OK." | 親しい同僚・チーム |
| 承知しました | ていねい | "Understood." / "Noted." / "Certainly." | 上司・取引先 |
| かしこまりました | 最上級 | "Certainly." / "Of course." | 顧客・接客・かしこまった依頼 |
ポイント
- "OK." や "Got it." は社外のかしこまった相手には軽すぎることがあります。社外には "Understood." "Certainly." "Noted." を基本に。
- "Roger." は無線・軍隊由来で、ビジネスメールでは使いません。
① 指示・依頼への「承知しました(やります)」
「やっておきます」という引き受けの返事です。これから行動するニュアンスを出すと自然です。
| 丁寧さ | 英語 | ニュアンス |
|---|---|---|
| カジュアル | "Will do." / "Got it, I'll do that." | 同僚に。すぐ取りかかる |
| ていねい | "Understood. I'll take care of it." | 上司・取引先の定番 |
| ていねい | "Certainly. I'll get it done by [期限]." | 期限を添えると安心感 |
| 最上級 | "Of course. I'll handle it right away." | 顧客・かしこまった依頼 |
メール例
- "Understood. I'll send the revised file by end of day."(承知しました。修正版を本日中にお送りします)
② 情報・連絡への「承知しました(把握しました)」
相手が知らせてくれた予定や変更を受け取った・把握したという返事です。引き受けではなく「了解です」の意味。
| 丁寧さ | 英語 | ニュアンス |
|---|---|---|
| カジュアル | "Got it, thanks." | 同僚。軽い受領 |
| ていねい | "Noted, thank you." | 把握しました、の定番 |
| ていねい | "Thank you for letting me know." | 知らせてくれたことへのお礼つき |
| ていねい | "Noted with thanks." | メールで簡潔に(やや英国寄り) |
"Noted." の注意点 単体の "Noted." はやや素っ気なく、冷たく響くことがあります。"Noted, thank you." や "Thank you for letting me know." と一言添えると、日本語の「承知しました」のやわらかさに近づきます。
③ 内容を「理解しました」
説明や事情を理解したという返事です。納得・了解のニュアンス。
| 丁寧さ | 英語 |
|---|---|
| カジュアル | "Got it." / "Makes sense." |
| ていねい | "I understand." / "That makes sense." |
| ていねい(事情を汲んで) | "I completely understand." |
メール例
- "I understand. Please don't worry about the delay — let's proceed as planned."(承知しました。遅れはお気になさらず、予定どおり進めましょう)
相手との関係性で選ぶ早見表
同じ「承知しました」でも、相手と用件で英語を変えます。迷ったときの早見表です。
| 関係性 | 指示を受けて | 情報を受けて |
|---|---|---|
| 顧客・社外(フォーマル) | "Certainly. I'll take care of it." | "Thank you for letting me know. Noted." |
| 上司・目上(ていねい) | "Understood. I'll get it done." | "Noted, thank you." |
| 取引先(やり取りあり) | "Sure, I'll handle it." | "Got it, thanks." |
| 同僚・チーム(カジュアル) | "Will do!" | "Got it 👍"(社内チャットなら) |
判断のコツ
- 迷ったら "Understood."。社外でも失礼にならず、了解の意味も引き受けの意味もカバーします。
- 引き受けたなら、"Understood." の後に "I'll ..."(これからの行動)を一文足すと、より誠実に伝わります。
- 相手が "Got it!" のように軽いトーンで書いてきたら、こちらも "Got it, thanks!" で揃えると自然です。
Keigolyなら丁寧さで迷わない。 「上司」「取引先」「同僚」など相手との関係を選んでから日本語で「承知しました」と書けば、その相手にちょうど良い英語("Understood." か "Certainly." か "Got it." か)に整えます。軽すぎ・硬すぎの一言で印象を損なう心配がなくなります。 → Keigolyで英語メールの返信を作る
短い返事だからこそ気をつけたい点
- "OK." 一語は社外に軽すぎる。 "Understood." "Certainly." "Noted." に置き換えます。
- "Noted." 単体は素っ気ない。 "Noted, thank you." のように一言添える。
- 引き受けは行動を添える。 "Understood." だけより "Understood. I'll send it today." のほうが安心されます。
- "Roger." は使わない。 ビジネスメールでは不自然。
- 大文字の "OK!!!" や絵文字の多用。 社外・フォーマルな相手には避けます(社内チャットは別)。
まとめ
- 「了解→承知→かしこまりました」は、英語では丁寧さの順に表現を差し替える。
- カジュアル:"Got it." / "Will do."/ていねい:"Understood." / "Noted." / "Certainly."/最上級:"Of course." / "It would be my pleasure."
- 何への返事かでも変える。指示→"Understood. I'll ..."、情報→"Noted, thank you."、理解→"I understand."
- 迷ったら "Understood."。引き受けたら行動を一文添える。
短い返事のトーンで迷うなら、相手との関係を選ぶだけで自然な英語に整う Keigoly を使ってみてください。英語メールの返信全般の書き方や、メール全体の型をまとめた ビジネス英語メールの書き方ガイド もあわせてどうぞ。同じく直訳しにくい 「よろしくお願いします」 や 「お疲れ様です」 の英語ガイドも参考になります。
よくある質問(FAQ)
「承知しました」は英語で何と言いますか?+
ビジネスでは "Understood." "Noted." "Certainly." が定番です。指示を引き受けたなら "Understood. I'll take care of it."、相手の連絡を把握したなら "Noted, thank you." が自然です。"OK." は社外には軽く響くので、かしこまった相手には避けます。
「了解しました」と「承知しました」は英語で違いますか?+
意味はどちらも「分かりました」ですが、丁寧さが違うため英語も使い分けます。「了解しました」はカジュアルで "Got it." "Sure." "Will do."、「承知しました」はていねいで "Understood." "Certainly." "Noted."。同僚には前者、上司や取引先には後者が向きます。
「かしこまりました」は英語で?+
最上級の丁寧さなので "Certainly." "Of course." を使い、接客や顧客対応では "It would be my pleasure." "Certainly, I'll handle it right away." が自然です。日本語の「かしこまりました」のかしこまった響きに最も近いのは "Certainly." です。
メールで「承知しました」とだけ返したいときは?+
"Understood." か "Noted, thank you." が簡潔で適切です。ただし "Noted." 単体は素っ気なく響くことがあるため、"Thank you for letting me know." を添えるとやわらかくなります。引き受けの返事なら "Understood. I'll get it done by [期限]." のように行動を一文加えると丁寧です。
「OK」はビジネスメールで失礼ですか?+
同僚や社内のカジュアルなやり取りでは問題ありませんが、社外やかしこまった相手には軽く・そっけなく響くことがあります。その場合は "Understood." "Certainly." "Noted." に置き換えると、ていねいな「承知しました」の印象になります。