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Keigoly編集部公開

英語の営業・フォローアップメール|海外の取引先・顧客への書き方と例文

結論から先に。 海外の顧客への営業・フォローアップメールは、相手の検討段階に合わせて「押し引き」のトーンを変えるのがコツです。初回アプローチは短く価値だけを伝え(I'll keep this brief.)、提案後のフォローは催促ではなく次の一歩を示し(I wanted to check if you had any questions about our proposal.)、商談後はお礼と次のアクションをセットにします(Thank you for your time today. As a next step, I'll send over ...)。押しすぎると引かれ、引きすぎると忘れられる――この距離感を、相手や検討段階に応じて調整します。

英語メールの基本の型は ビジネス英語メールの書き方ガイド にまとめています。この記事はその応用編として、海外の見込み客・取引先・既存顧客とのやり取りに絞り、営業・フォローアップで使える場面別の例文と、検討段階に応じたトーンの調整を解説します。アカウントマネージャーや海外営業の方が、相手を急かさず、かといって忘れられることもなく、関係を前に進めるための実務ガイドです。


営業・フォローアップで失敗する2つのパターン

海外顧客への営業メールがうまくいかないとき、原因はたいてい次のどちらかです。

失敗 何が起きるか 直し方
押しすぎ 売り込みが強く、返信が止まる 価値と次の一歩だけを示し、判断は相手に委ねる
引きすぎ 丁寧すぎて要点が伝わらず、忘れられる 1通に1つの明確な次のアクションを置く

英語の営業メールは、**「丁寧さ」より「相手の手間を減らすこと」**が信頼につながります。長い前置きより、相手がすぐ動ける具体的な提案(候補日・次の一歩・選択肢)を示す方が、結果的に丁寧で効果的です。


場面別の営業・フォローアップ例文

実務で多い5つの場面ごとに、コピペで使える例文と要点をまとめました。[ ] を差し替えて使えます。

① 初回アプローチ(コールド/紹介)

初回は短く、相手にとっての価値を1つだけ伝えます。長い自己紹介より、なぜ連絡したかを先に。

Subject: Quick question about [相手の課題/領域]

Hi [名前],

I'll keep this brief. We help [相手のような企業] with [価値・成果],
and I thought it might be relevant to [相手の状況].

Would you be open to a short call next week to see if it's a fit?

Best,

(手短にご連絡します。弊社は〔相手のような企業〕の〔成果〕を支援しており、〔相手の状況〕にお役に立てるかもしれないと思いご連絡しました。来週、相性を確かめる短いお電話のお時間をいただけますか。)

ポイント: I'll keep this brief.(手短に失礼します)で読み手の警戒をやわらげる。CTAは1つ、軽い質問の形(Would you be open to ...?)にする。

② 提案後のフォローアップ(返信がないとき)

提案後の沈黙への催促は、**「催促」ではなく「補足・確認」**の体裁にします。

Subject: Following up on our proposal

Hi [名前],

I wanted to check if you had any questions about the proposal
I sent on [日付]. I'm happy to walk through any part of it.

Is there a good time this week for a quick call?

Best,

(〔日付〕にお送りした提案について、ご不明な点がないか確認のためご連絡しました。どの部分でも喜んでご説明します。今週、短くお話しできるお時間はありますか。)

ポイント: I wanted to check if you had any questions ... は、相手の検討を尊重しつつ会話を再開できる定番。催促トーンの細かな強弱は → 英語の催促・リマインドメールガイド

③ 商談・打ち合わせ後のお礼と次のアクション

商談後は、お礼と「次に何が起きるか」を必ずセットにします。これが次回につながります。

Subject: Thank you for your time today

Hi [名前],

Thank you for taking the time to meet today. It was great to
learn more about [相手の課題/目標].

As a next step, I'll send over [資料/見積もり] by [日付].
In the meantime, please let me know if anything else comes up.

Best,

(本日はお時間をいただきありがとうございました。〔相手の課題/目標〕について詳しく伺えて何よりでした。次のステップとして、〔資料/見積もり〕を〔日付〕までにお送りします。それまでに何かあればお知らせください。)

ポイント: As a next step, I'll ...(次のステップとして〜します)で主導権を持って前に進める。

④ 既存顧客へのチェックイン(関係維持・アップセル)

既存顧客には、用がなくても定期的に軽く接点を持つのがアカウント維持の基本です。売り込み色は薄く。

Subject: Checking in

Hi [名前],

I hope things are going well on your end. I wanted to check in
and see how [導入したもの/プロジェクト] has been working out.

If it would be helpful, I'd be glad to share a few ideas on
[次の打ち手]. No pressure at all — just let me know.

Best,

(その後いかがでしょうか。〔導入したもの/プロジェクト〕の状況はいかがか、確認のためご連絡しました。もしお役に立てそうなら、〔次の打ち手〕についていくつかご提案できます。まったく急ぎませんので、ご希望があればお知らせください。)

ポイント: No pressure at all(まったく急ぎません)で押しつけ感を消す。アップセルの提案も「相手の利益」として伝える。

⑤ クレーム・問題への対応

海外顧客からの苦情対応は、①まず受け止める → ②事実を確認する → ③次の対応を示すの順で。過剰に謝りすぎないのが英語の作法です。

Subject: Re: [問題の件名]

Hi [名前],

Thank you for letting us know, and I'm sorry for the trouble
this has caused. You're right to raise this.

I'm looking into what happened and will get back to you with
a clear update by [日付]. In the meantime, [当面の対応].

Thank you for your patience.

(ご連絡ありがとうございます。ご迷惑をおかけし申し訳ありません。ご指摘はもっともです。原因を確認しており、〔日付〕までに明確な状況をご報告します。それまでの間、〔当面の対応〕をいたします。お待ちいただき感謝します。)

ポイント: You're right to raise this.(ご指摘はもっともです)で相手の立場を認める。I'm sorry for the trouble は一度で十分――日本語の感覚で何度も謝ると、英語ではかえって不安にさせます。


検討段階でトーンを変える

同じ「フォローアップ」でも、相手がどの段階にいるかで距離感を変えます。

段階 相手 トーンの方針 一文の例
見込み客(初回〜検討前) まだ関係が薄い 軽く、価値だけ。引いて待つ No rush — just wanted to put this on your radar.
商談中(検討中) 関係構築中 次の一歩を具体的に示す Would [候補日] work for a quick call?
既存顧客(受注後) 信頼あり 率直に、でも押しつけない Happy to help if useful — just say the word.

判断のコツ

  • 見込み客の段階で Could you please confirm by [日付]? のように期限を切って急かすと逃げられます。期限によるプレッシャーは、相手が前向きになってから。
  • 逆に、既存顧客に毎回フォーマルなクッションを重ねると、かえって他人行儀になります。関係が近いほど一段カジュアルにします。

Keigolyなら、相手と検討段階に合わせてトーンを自動調整。 「取引先」「パートナー」など相手との関係を選ぶと、日本語で書いた営業・フォローアップの内容を、押しすぎず・引きすぎない自然な英語に整えます。海外顧客ごとに距離感を悩む必要がなくなります。 → Keigolyで英語の営業メールを作る


関連する場面別ガイド

営業・フォローアップでよく組み合わせて使う、ほかの場面のガイドです。


まとめ

  • 海外顧客への営業・フォローアップは、相手の検討段階に合わせて押し引きを変えるのが軸。
  • 初回は短く価値だけ、提案後は催促でなく確認、商談後はお礼と次のアクション、既存顧客は軽いチェックイン。
  • クレーム対応は 受け止める→事実確認→次の対応I'm sorry は一度で十分、謝りすぎない。
  • 英語の営業メールは「丁寧さ」より相手の手間を減らすことが信頼につながる。1通に明確な次の一歩を1つ。

海外顧客ごとに距離感を毎回考えるのが負担なら、相手との関係を選ぶだけで自然な英語に整う Keigoly を使ってみてください。英語メールの基本は ビジネス英語メールの書き方ガイド にまとまっています。

よくある質問(FAQ)

英語の営業メールで、返信がないときどう催促すればいいですか?

「催促」ではなく「確認・補足」の体裁にします。`I wanted to check if you had any questions about the proposal I sent on [日付].`(先日お送りした提案にご不明点がないか確認のためご連絡しました)のように、相手の検討を尊重しつつ会話を再開します。期限つきの圧は、相手が前向きになってからにします。

海外顧客へのクレーム対応で、英語ではどこまで謝るべきですか?

`I'm sorry for the trouble this has caused.` のように**一度しっかり謝れば十分**です。日本語の感覚で何度も謝ると、英語ではかえって「大きな問題なのでは」と不安にさせます。謝罪のあとは、原因確認と次の対応・期限(`I'll get back to you by [日付].`)を示すことが信頼につながります。

商談後のお礼メールには何を書けばいいですか?

お礼と**次のアクションをセット**にします。`Thank you for taking the time to meet today.` に続けて、`As a next step, I'll send over [資料] by [日付].`(次のステップとして〜を〜までにお送りします)と、自分から次の一歩を示すと、商談が前に進みます。

既存顧客に英語で定期連絡(チェックイン)するとき、売り込みっぽくならないコツは?

用件を「相手の状況確認」から始め、提案は「相手の利益」として軽く添えます。`No pressure at all — just let me know.`(まったく急ぎませんので、ご希望があれば)のような一言で押しつけ感を消すと、関係維持の連絡として自然です。

初回の営業メール(コールドメール)は英語でどう書けば読まれますか?

**短く、価値を1つだけ**伝えます。`I'll keep this brief.`(手短に失礼します)で始め、なぜ連絡したかと相手にとっての価値を2〜3文で示し、CTAは軽い質問1つ(`Would you be open to a short call?`)に絞ります。長い自己紹介や複数のお願いは返信率を下げます。