Keigoly編集部公開 更新
シーン別英語の催促・リマインドメール|失礼にならない書き方と例文
英語の催促メールは、①やわらかく切り出す → ②用件と期限を明確にする → ③相手を責めない言い回しにするの3つで失礼を避けられます。英語の催促は「責める」のではなく「リマインドする(gentle reminder)」トーンが基本です。1回目は "I wanted to follow up on ..."(その後いかがでしょうか)のように軽く、期限が迫ったら "I'd appreciate your reply by [日付]."(〜までにご返信いただけると助かります)のように、はっきりかつ丁寧に伝えます。"Why haven't you replied?"(なぜ返信しないのですか)のような直接的な詰問は厳禁です。
この記事では、コピペでそのまま使える催促フレーズを、催促の強さ別(1回目→2回目→期限間際)と相手別(取引先・上司・同僚)、さらに目的別(返信・支払い・資料・締切)に整理しました。「催促したいけれど角を立てたくない」を解決するための判断基準もまとめています。
英語の催促メールは「リマインド」が基本
日本語だと「ご確認のほどよろしくお願いいたします」「その後いかがでしょうか」と、やわらかく催促する言い回しがあります。英語も同じで、催促は相手のミスを責めることではなく、思い出してもらうことだと考えると失礼になりません。
| ステップ | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| ① やわらかく切り出す | リマインドであることを示す | "Just a gentle reminder ..." |
| ② 用件と期限を明確にする | 何を・いつまでに、を具体的に | "... regarding the report due on Friday." |
| ③ 相手を責めない | 多忙への気遣いを添える | "I know you're busy, but ..." |
英語ネイティブは催促のとき、"gentle reminder"(やさしいリマインド)や "follow up"(フォローアップ)という言葉を好んで使います。これは「催促」というより「抜け漏れがないか確認しているだけ」という体裁を保つための表現です。まずこの感覚を押さえれば、強い催促でも角が立ちません。
① 催促の強さ別フレーズ(1回目→2回目→期限間際)
催促は1回で済むとは限りません。回数や緊急度が上がるほど、表現を少しずつはっきりさせていくのが英語の自然なやり方です。同じ相手でも段階を踏みます。
1回目(やわらかいリマインド)
最初は「念のため」のトーンで。返信がないのは忘れているだけ、という前提で書きます。
- "Just a gentle reminder about ..."(〜について念のためリマインドです)
- "I wanted to follow up on ..."(〜の件、その後いかがでしょうか)
- "I'm just following up on my previous email."(先日のメールの件で、念のためご連絡です)
- "May I ask if there's any update on ...?"(〜について、その後いかがでしょうか)
「その後いかがでしょうか」は英語で? 決まった一語訳はなく、"I wanted to follow up on ..." か "May I ask if there's any update on ...?" が最も近い言い回しです。どちらも「催促」ではなく「進捗を尋ねている」体裁になり、やわらかく響きます。
2回目(用件を明確に)
1回目で動きがなければ、何を・いつまでに、をはっきり示します。トーンは丁寧なまま、内容を具体的にします。
- "I'd like to follow up on my previous email regarding ..."(先日の〜の件、改めてご連絡します)
- "I haven't heard back about ..., so I wanted to check in."(〜の件でご返信をいただけていないので、確認のためご連絡しました)
- "Could you let me know the current status of ...?"(〜の現在の状況を教えていただけますか)
期限が迫ったとき(はっきり、でも丁寧に)
締切が近い・過ぎているときは、具体的な日付と期限を明示します。強くても丁寧さは保ちます。
- "I'd appreciate your reply by [日付]."(〜までにご返信いただけると助かります)
- "Could you please confirm the status by end of day (EOD)?"(本日中に状況をご確認いただけますか)
- "As the deadline is approaching, I'd be grateful for your response by [日付]."(締切が近づいておりますので、〜までにご回答いただけると幸いです)
- "This is now time-sensitive, so a quick update would be much appreciated."(お急ぎの案件のため、簡単な状況だけでもいただけると助かります)
段階が上がっても "I'd appreciate ..." や "I'd be grateful ..." のクッション表現を残すと、強さと丁寧さを両立できます。そもそも「はっきり」と「失礼」は別物です。期限を明示するのは失礼ではなく、むしろ親切。曖昧な "as soon as possible" より "by Friday" の方が、相手も動きやすくなります。
② 相手との関係性で催促の切り出し方を変える
同じ「催促」でも、取引先・上司・同僚で適切な距離感は違います。取引先には gentle reminder とクッション言葉を厚めに、同僚には "Any update on ...?" くらい直接でOK、というのが目安です。
| 関係性 | 切り出し方の方針 | 催促の一文(例) |
|---|---|---|
| 取引先・社外(フォーマル) | クッション言葉を厚めに。あくまでリマインド | "I hope you're well. Just a gentle reminder regarding ..." |
| 上司・目上(慎重に) | 多忙への気遣いを添え、判断を委ねる | "I know you're busy, but when you have a moment, could you take a look at ...?" |
| 同僚・チーム(直接的でOK) | 短く、率直に。前置きは最小限 | "Hi, any update on ...?" / "Could you check ... when you get a chance?" |
迷ったら一段やわらかく。英語の催促は「丁寧すぎて失礼」になることはほぼありません。上司・目上には、"Could you ...?" の前に "When you have a moment,"(お手すきのときに)を添えると、急かしている印象がやわらぎます。同僚相手なら "Any update on ...?"(〜どうなってる?)くらい短くて構いません。関係が近い相手にまで重いクッション言葉を並べると、かえって他人行儀に響きます。
Keigolyなら催促のきつさを相手に合わせて自動調整。 「取引先」「上司」「同僚」など相手との関係を選ぶと、日本語で書いた催促を、その相手にちょうど良い強さ・丁寧さの英語に整えます。「やわらかすぎて伝わらない」「強すぎて失礼」の調整を自分で悩む必要がなくなります。 → Keigolyで英語の催促メールを作る
③ 目的別の催促(コピペ用テンプレート)
催促する内容によって、効く言い回しは少し変わります。よくある4つの場面ごとに、そのまま使えるフレーズを用意しました。
返信の催促
返信がないときは、「届いているか確認している」体裁にすると角が立ちません。
- "I wanted to follow up on my email from [曜日/日付]."(〜に送ったメールの件、その後いかがでしょうか)
- "I'm not sure if my previous email reached you, so I'm following up."(前のメールが届いているか分からず、念のためご連絡しました)
- "When you have a chance, I'd appreciate a quick reply."(お手すきのときに、ひとことご返信いただけると助かります)
支払い・請求の催促
お金の催促は最も角が立ちやすい場面です。事実(請求書番号・期日)を淡々と示し、行き違いの可能性に触れるのが定石です。
- "This is a friendly reminder that invoice #[番号] was due on [日付]."(請求書 #[番号] のお支払い期日が [日付] でしたので、念のためご連絡します)
- "Our records show the payment for invoice #[番号] is still outstanding."(請求書 #[番号] のお支払いが未確認となっております)
- "If the payment has already been made, please disregard this message."(行き違いでお支払い済みでしたら、本メールはご放念ください)
資料・データの催促
- "Could you please send over the [資料名] when you get a chance?"(お手すきのときに [資料名] をお送りいただけますか)
- "I'm still waiting on the [データ名] to move forward."(次に進めるために [データ名] をお待ちしている状況です)
- "Once I have the file, I can finalize everything on my end."(ファイルをいただければ、こちらで仕上げられます)
締切リマインド
相手のミスを指摘するのではなく、スケジュールの共有として伝えます。
- "Just a quick reminder that the deadline for [タスク] is [日付]."([タスク] の締切が [日付] である旨、念のためお知らせします)
- "We're aiming to wrap this up by [日付], so your input by [日付] would be a big help."([日付] までに仕上げたいので、〜までにご対応いただけると助かります)
- "Please let me know if the timeline works for you."(このスケジュールで問題ないか教えてください)
失礼にならないためのコツ
英文として正しくても、トーンを誤ると催促は一気に冷たく響きます。よくある落とし穴を挙げます。
- 件名で用件を示す。 "Reminder: [案件名]" や "Following up: [案件名]" のように、件名だけで催促だと分かるようにします。本文を開かなくても要点が伝わり、親切です。
- 相手の多忙を気遣う一言を入れる。 "I know you're busy, but ..."(お忙しいところ恐縮ですが)を冒頭に置くだけで、印象が大きくやわらぎます。
- 期限は具体的な日付で。 "as soon as possible"(できるだけ早く)は曖昧で、かえって相手を困らせます。"by Friday" や "by EOD" のように日付・時刻で示します。
- 感情的な言葉・詰問は避ける。 "Why haven't you replied?"(なぜ返信しないのですか)や "You forgot to ..."(〜を忘れていますよ)は責めるトーンで失礼です。"I wanted to check in on ..." に言い換えます。
- リマインドであることを明示する。 "gentle reminder" や "just following up" を入れて、「催促」ではなく「念のための確認」という体裁を保ちます。
- 行き違いの逃げ道を残す。 "If you've already sent it, please ignore this."(行き違いでしたらご放念ください)の一文があると、相手のメンツを守れます。
まとめ
- 英語の催促は責めるのではなく、リマインド(gentle reminder)するのが基本。
- ①やわらかく切り出す → ②用件と期限を明確に → ③相手を責めないの3ステップで組み立てる。
- 強さは段階的に。1回目は "I wanted to follow up on ..."、期限間際は "I'd appreciate your reply by [日付]."。
- 取引先にはクッション言葉を厚く、同僚には "Any update on ...?" くらい直接で。相手との関係で強さを変えるのがコツ。
催促のきつさを相手に合わせて毎回考えるのが負担なら、相手との関係を選ぶだけで自然な英語に整う Keigoly を使ってみてください。英語メール全体の組み立ては ビジネス英語メールの書き方ガイド、冒頭の切り出し方は 書き出しガイド も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
英語で催促するのは失礼になりませんか?+
言い方しだいです。英語の催促は「責める」のではなく「リマインドする」トーンが基本で、"Just a gentle reminder ..." や "I wanted to follow up on ..." のように切り出せば失礼になりません。むしろ期限を曖昧にせず具体的な日付で伝える方が、相手にとって親切です。詰問調の "Why haven't you replied?" だけは避けます。
「その後いかがでしょうか」は英語で何と言いますか?+
決まった一語訳はありません。"I wanted to follow up on ..."(〜の件、その後いかがでしょうか)か "May I ask if there's any update on ...?"(〜について進捗はいかがでしょうか)が最も近い言い回しです。どちらも催促ではなく進捗を尋ねている体裁になり、やわらかく響きます。
"gentle reminder" はどう使えばいいですか?+
催促メールの切り出しに使います。"Just a gentle reminder that the report is due on Friday."(金曜が締切のレポートの件、念のためリマインドです)のように、「念のためお知らせしている」という体裁を作る表現です。1回目の催促に最適で、強い印象を与えずに思い出してもらえます。
返信がないとき、英語ではどんな一言を添えますか?+
"I'm not sure if my previous email reached you, so I'm following up."(前のメールが届いているか分からず、念のためご連絡しました)のように、「届いていないかもしれない」前提にすると角が立ちません。お手すきを気遣う "When you have a chance, I'd appreciate a quick reply." も自然です。
支払いの催促は英語でどう書きますか?+
事実を淡々と示し、行き違いの可能性に触れるのが定石です。"This is a friendly reminder that invoice #123 was due on [日付]."(請求書 #123 のお支払い期日が〜でした、と念のためご連絡)と伝え、"If the payment has already been made, please disregard this message."(行き違いでお支払い済みでしたらご放念ください)を添えると、丁寧かつ明確に催促できます。