Keigoly編集部公開 更新
シーン別英語メールの返信のしかた|お礼・受領・確認の返し方と相手別テンプレート
英語メールの返信は、①受領・お礼の一文 → ②本題への返答 → ③次のアクション・結び の3つの流れで書きます。冒頭の受領・お礼は "Thank you for your email." のひと言で十分です。日本語の「ご連絡ありがとうございます。承知しました」をそのまま英語にしたものと考えると分かりやすいです。件名の "Re:" はそのまま変えないのが基本で、返信のトーンは相手のメールに合わせます。相手が "Hi" で書いてきたら "Hi" で、フォーマルなら "Dear" で返すのが、最も失礼になりにくい返し方です。
この記事では、返信のパターン別(お礼・受領・確認・お詫び・一旦受ける)に、そのままコピペできる英語の返信テンプレートを整理しました。「"Noted." だけだと冷たい?」「"Well noted" は失礼?」といった、丁寧さで迷いやすいポイントの判断基準もまとめています。
英語メールの返信は3つの流れで書く
英語の返信メールは、冒頭から結びまでがほぼ決まった型でできています。まずこの流れを押さえれば、どんな内容のメールにも返せます。
| 流れ | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| ① 受領・お礼の一文 | メールを受け取ったことと感謝を示す | "Thank you for your email." |
| ② 本題への返答 | 質問への回答・了解・依頼への対応を書く | "Regarding your question, ..." / "Noted with thanks." |
| ③ 次のアクション・結び | この後どうするか/締めの一文 | "I'll get back to you by Friday." / "Best regards," |
日本語のように「お世話になっております」と長い前置きを書く必要はありません。英語では①の受領・お礼を1文添えて、すぐ本題に入るのが自然です。返信では新しく挨拶を始めるより、まず相手のメールに対する一言から書き出します。
返信パターン別テンプレート(目的別・コピペ用)
返信は「相手のメールが何だったか」で型が決まります。よくある5つのパターンごとに、そのまま使える英語の一文を用意しました。
お礼の返信(メールへのお礼を伝える)
- "Thank you for your email."(メールありがとうございます)
- "Thank you for your prompt reply."(早速のご返信ありがとうございます)
- "I appreciate your quick response."(迅速なご対応に感謝します/少し丁寧)
「メールありがとう」を英語にするときの定番が "Thank you for your email." です。相手の返信が早かったときは "prompt"(迅速な)を添えると、お礼の気持ちがより伝わります。
受領・了解(受け取った・分かったことを伝える)
- "Noted with thanks."(承知しました、ありがとうございます)
- "I have received your email. Thank you."(メール拝受しました。ありがとうございます)
- "Understood. I'll proceed accordingly."(承知しました。その方向で進めます)
「Well noted」は失礼? 失礼ではありませんが、"Well noted." 単体や "Noted." 単体は、相手によっては素っ気なく・事務的に響くことがあります。"Noted with thanks." のようにお礼を添えるか、"Understood, thank you." にすると角が立ちません。"Well noted" 自体はイギリス英語のビジネスメールでごく普通に使われる表現です。
確認・質問への返答(聞かれたことに答える)
- "Regarding your question, ..."(ご質問の件ですが、〜)
- "To confirm, ..."(確認ですが、〜/念のため確認です)
- "Here are the answers to your questions:"(ご質問への回答は以下のとおりです)
相手の質問に答えるときは、"Regarding your question,"(ご質問の件ですが)で受けてから回答に入ると、何への返答かが明確になります。"To confirm," は「念のため確認させてください」のニュアンスで、認識合わせに便利です。
返信が遅れたお詫び(遅れた一言を添える)
- "Apologies for the delayed reply."(返信が遅くなり申し訳ありません)
- "Thank you for your patience."(お待たせして申し訳ありません/お待ちいただき感謝します)
- "Sorry for the late response — ..."(返信が遅くなりすみません、〜/少しカジュアル)
返信が遅れたときは、言い訳を長く書くより一言添えてすぐ本題に入るのが英語では自然です。"Thank you for your patience." は「お詫び」と「待ってくれたことへの感謝」を同時に表せる便利な一文です。
一旦受けて後で返す(すぐに答えられないとき)
- "I'll get back to you shortly."(追ってご連絡します)
- "Let me check and get back to you."(確認のうえ折り返します)
- "I'll look into this and follow up by [曜日]."(確認して〜曜日までにご連絡します)
すぐに回答できないときは、放置せず「いつ返すか」を一言添えると印象が良くなります。"get back to you"(折り返す・後で連絡する)が定番表現です。社内では "revert"(折り返す)を使う人もいますが、社外には "get back to you" の方が誤解がなく安全です。
相手との関係性で「返信のトーン」を合わせる早見表
英語の返信で一番つまずくのは、丁寧さのレベルが相手とズレることです。同じ「ありがとう」「了解しました」でも、取引先・上司・同僚で言い方を変えるのが自然です。
| 関係性 | お礼の一文 | 了解の言い方 | 結びの一言 |
|---|---|---|---|
| 取引先・社外(フォーマル) | "Thank you for your email." | "Noted with thanks." | "Best regards," |
| 上司・目上(ややフォーマル) | "Thank you for the update." | "Understood, thank you." | "Thank you, / Kind regards," |
| 同僚・チーム(カジュアル) | "Thanks!" / "Thanks for the heads-up!" | "Got it." / "Sounds good." | "Thanks, / Cheers," |
判断のコツ
- 迷ったら一段フォーマル寄りに。英語の返信は「丁寧すぎて失礼」になることはほぼありません。
- 相手が "Hi [名]," "Thanks!" で書いてきたら、返信も同じくらいの砕け具合で返すと自然です(相手のトーンに合わせるのが最も安全な基準)。
- "Got it." は同僚向け。取引先に使うと軽すぎるので、"Noted with thanks." に置き換えます。
Keigolyなら関係性を選ぶだけ。 「取引先」「上司」「同僚」など相手との関係を選ぶと、日本語で書いた返信を、その相手にちょうど良い丁寧さの英語に整えます。これで "Noted." が冷たくないか、"Thanks!" が軽すぎないかで迷う必要がなくなります。 → Keigolyで英語メールの返信を作る
失礼にならないための注意点
英文として正しくても、関係性に合っていないと素っ気なく・失礼に響くことがあります。返信でよくある落とし穴を挙げます。
- 一語だけの「了解」は冷たい。 "Noted." だけだと事務的に響きます。"Noted with thanks." や "Noted, thank you." のようにお礼を添えると角が立ちません。
- 「OK」一語は素っ気ない。 "OK." だけで了解を返すと、ぶっきらぼうに見えます。"Sounds good, thank you." や "Understood." に置き換えます。
- 全文引用したまま返さない。 受信メールを全文そのまま下に残して長い返信を送ると、要点が埋もれます。必要な箇所だけ引用するか、簡潔に返します。
- 相手より砕けすぎない。 取引先が "Dear" "Thank you" で書いてきたのに "Thanks!" "Got it." で返すと軽すぎます。相手のトーンに合わせるのが基本です。
- お詫びを書きすぎない。 返信が遅れたとき "I'm so sorry ..." を何度も重ねると、かえって大げさになります。"Apologies for the delayed reply." を一文で十分です。
まとめ
- 英語メールの返信は ①受領・お礼の一文 → ②本題への返答 → ③次のアクション・結び の流れ。
- 件名の "Re:" はそのまま、返信のトーンは相手のメールに合わせるのが基本。
- 「メールありがとう」は "Thank you for your email."、「承知しました」は "Noted with thanks." が定番。
- "Noted." 単体・"OK." 単体は素っ気なく響くので、お礼を添えると失礼にならない。
- 迷ったら一段フォーマル寄り、または相手のトーンに合わせる。
返信のトーンで毎回迷うなら、相手との関係を選ぶだけで自然な英語に整う Keigoly を使ってみてください。書き出しに迷うときは 英語メールの書き出しガイド、メール全体の型は ビジネス英語メールの書き方ガイド も参考にしてください。返信で多用する「承知しました/了解しました」の言い換えは 「承知しました」の英語ガイド で詳しく解説しています。
よくある質問(FAQ)
英語メールの返信は何から書けばいいですか?+
まず受領・お礼の一文から始めます。"Thank you for your email."(メールありがとうございます)が最も無難で、そこから本題への返答に入ります。日本語の「ご連絡ありがとうございます」と同じ役割の一文です。新しく挨拶を始めるより、相手のメールへの一言から書き出すのが返信の基本です。
「Well noted」は失礼ですか?+
失礼ではありません。イギリス英語のビジネスメールでは普通に使われます。ただし "Well noted." 単体や "Noted." 単体は、相手によっては事務的・素っ気なく響くことがあります。"Noted with thanks."(承知しました、ありがとうございます)のようにお礼を添えると、丁寧で安全です。
返信メールの件名「Re:」は変えるべきですか?+
基本はそのままで変えません。"Re:" が付いた件名は「同じ話題のスレッドの返信」であることを相手に示すため、消したり書き換えたりすると別の話題と誤解されることがあります。話題が大きく変わる場合のみ、新しい件名にするか新規メールにします。
「了解しました」は英語でどう返しますか?+
相手との関係で使い分けます。取引先には "Noted with thanks."、上司には "Understood, thank you."、同僚には "Got it." / "Sounds good." が自然です。"Noted." や "OK." の一語だけは素っ気なく見えるので、お礼を添えると角が立ちません。
返信が遅れたときの一言は英語で何と書きますか?+
"Apologies for the delayed reply."(返信が遅くなり申し訳ありません)が定番です。"Thank you for your patience."(お待たせしました/お待ちいただき感謝します)も、お詫びと感謝を同時に伝えられて便利です。言い訳を長く書かず、一言添えてすぐ本題に入るのが英語では自然です。